サプライスの評判ってどうなの？2024年に実際に利用した体験｜合計7回の評価

基本的にはサプライスの評判は良い。海外航空券を取り扱うサイトは、怪しいところも多く、特に外国のサイトは「予約のトラブル」や「返金のトラブル」が目立つところもあるが、サプライスはそういった問題は抱えておらず、安心して使うことができる。

というのも運営はHISがしている。海外旅行において1,2を争う規模の会社なので、「サプライスより優れている予約サイトはどこか？」と聞かれてサッと答えられる人はなかなかいないだろう。

サプライスが他のサイトと比べて安心といえるのは、先ほど紹介したHISが運営している点が大きい。第三者におすすめする際に、よくわからない会社のサービスを推すのは難しく、これは旅好きの知り合いに聞いても同じだろう。やはりトラブルに遭われると困るというのが本音だ。

その点で、サプライスは大手が運営しているのでしっかりしており、決済の安全性や予約内容の確認、台風などで欠航になった場合の対応などについてもQ&Aで紹介されている。

ここで多くの人が思うのは、「それならHISを使えば良いのでは？」という疑問だろう。実際に両者に大きな違いはなく、HISでも航空券だけの予約はできるので、わざわざサプライスを使う必要がないといえばない。ただし、細かな点で違いはあるので、少し参考にして欲しい。

1. 利用者層
サプライスは航空券にフォーカスしている。一方で、HISは「グアム3日間3万円」などツアーをメインにやっており、航空券+ホテルのパッケージを得意としている。全てが一括で予約できるので楽だが、航空会社やホテル選びに制約がかかるので、自由に選びたい人には窮屈に感じるだろう。

2. 料金の安さ
サプライスと同様に、HISも安さを売りにしているので価格は同じことが多い。ただし、サプライスは韓国や台湾などの安い航空券に強く、またヨーロッパも中東経由のルートが充実している。さらにサプライスではクーポンを頻繁に発行しているので、この分でHISよりも安いことが多い。

3. サポート
これに関してはHISの方が強い。HISはサポートコールというトラブルなどの相談ができるサービスがついているが、サプライスにはこれがついてない。ほとんど使う機会はないが、不安であればHISを選んでも良いだろう。

このようにサプライスは安くて自由な旅を望む人に向いている。ネットに慣れた若い世代であればサプライスの方が使いやすく、実際によく海外旅行をする人にもこちらの方が好まれている。

サプライスは大手が運営しているはわかったが、実際に使ってみるとどうなのか？サプライスがサービスを開始したのは2015年で、それ以降に7回利用した感想は…特に問題ない。

「予約がない」「メールが届かない」海外航空券は様々なトラブルが起こりやすいが、サプライスではちゃんと予約後にメールが届き、当日空港でも普通にチェックインができ飛行機に乗れる。当たり前のことが当たり前に行われているといった感想だ。その流れを紹介していく。

まずは予約を完了することから始める。トップページから出発地・行き先を指定して、利用する飛行機を選ぶ。そこから個人情報や決済情報を入力して、一番最後の「オンライン予約完了」まで持っていく。ここから先は予約を完了した人しかわからないので、流れを見ていこう。

こちらがサプライスから送られて来るメール。クレジットカードで決済すれば「入金完了」のメールがすぐに届く。そして今回の場合は、当日中にフライトスケジュール、翌日に「パスポート入力」と「eチケット登録完了」のお知らせが届いた。特にeチケットが来れば安心だ。

サプライスの激安航空券（羽田→台北往復6800円）、1ヶ月くらい音沙汰なかったから、メッセージで早く発券してぇ〜んって送ったら噂どおり半日くらいで発券された👍👍👍

peach公式で予約番号と姓入れると「予約内容の確認は、予約者のみ可能です」って出るからとりあえずOKっしょ

— つねぎん (@tunegin) September 9, 2024

一部のLCCはeチケットがなかったり、大手の航空会社でも発行まで時間がかかったりするので、自身で確認したりメッセージを活用すると良いだろう。

予約を完了したら早く座席を決めたいと誰しもが思うだろうが、昨今はかなり座席指定がややこしくなっている。航空会社やチケットの種類によって決まるので、一概にできるできないが答えられず、サプライスでもはっきりとした答えは書かれていない。

2020年より前はできる航空会社も多かったが、現在は基本的にできないと思った方が良く、例えば同じ便で5万円と10万円のチケットがあったら前者を選ぶ人がほとんどだろう。だが、この場合できるのは10万円のチケットで、5万円はそういう部分を省いた格安チケットという扱いになる。

一例として2024年のキャセイパシフィック・エコノミークラス・正規割引航空券の座席指定について紹介する。サプライスのマイページから座席指定のページに飛べるが、座席表がグレーとオレンジの指定不可で埋まっており操作はできなかった。ただし、このあと座席指定は行える。

48時間前から行われるオンラインチェックインの際に、キャセイパシフィックのホームページからできるので知っていれば可能だ。これが面倒な場合は、当日空港へ行ってするしかない。

当然だが、サプライスから郵便で資料や航空券が送られてくることはないので、自分でパスポートやeチケットなど必要なものを確認して空港へ向かう。

主要空港には自動チェックイン機が並べられているので、ここにパスポートを差し込んで指示通りに動けばよい。スーツケースの有無もその際に問われるので、あれば発行されたタグを付けて、有人もしくは自動手荷物預け入れ機を使えば完了だ。

これがサプライスの予約から飛行機に乗るまでの流れ。予約完了から様々なメールが送られてくるので、現在の状況を把握することができ、安心感は十分にある。何か問題があればマイページからメッセージを送ることもできるので、最低限のサポートも備わっている。

サプライスはHISが運営しており、安全性に関しては問題ない。初めて名前を聞く人はここに不安を感じているはずなので、この点が解消されるだけでも大きい。口コミなどを見ても、トラブルが起こっている事例を見ることはなく、この辺りは日本の会社なので安心して利用して欲しい。

また、実際に利用した感想でも、トラブルは起こっておらず問題なく使えるといった具合だ。もちろん予約サイトなので手厚いサービスはないが、サプライスを使う人はそこを求めておらず、なるべくリーズナブルかつ安全なサイトという意味では、十分な仕事を果たしてくれている。